これでもピアノ教室なんです

埼玉県草加市にあるピアノ教室のブログです。週1回更新が目標。HPは→http://tonfarbe.jp/

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以前、姿勢よく座りましょうと書いた気がする…と探したら、随分前でした。

今回は「1の指(親指)の使い方矯正月間」と勝手に命名。
3月がもうすぐ終わってしまうので、5月まで強化月間とします指圧の心

練習しているのにどうしても同じ場所で間違えるとか、弾けてはいるんだけどどうも上手じゃない等々、努力しているのに成果が出ないと思うことはありませんか?

私はいつもですがね…ガーン

そういう時は、ほぼ100%姿勢が悪いのが原因です。
座り方だけでなく、手の使い方(置き方)も含まれます。
手の使い方の中には、指だけでなく、腕や肘さらに肩〜背中…とかなり広い範囲が含まれます。

個人差もあるので一概には言えませんが、だいたい共通しているのが1の指(親指)がちゃんと使えていないということです。
使っている「つもり」だけではダメなのです。

間違った方法でいくら練習しても、上手くはなれません。
それどころか、ストレス溜まるわ体のどこかを痛めるわ嫌になっちゃうわで、時間と労力の無駄。
がむしゃらに練習だなんて、昭和のスポ根漫画じゃあるまいし。
そういう練習の必要があるとしたら、仕上げの最終段階になってからです。

物事を習得するのには、相応の努力と時間と根気は必要です。
お金で物やサービスを買うようにはいきません。
とは言っても、日常生活でやる事は他にもあるので、練習にばかり時間をかけられないというのが普通でしょう。

だったら、正しい方法で練習をするのが一番効率的ですね。
…という訳で、今回は1の指に重点を置きたいと思います。
こういうところは、スポーツのフォーム矯正(改造)と同じです。

私が子供だった頃のレッスンを思い出すと、1の指については常に注意されていました。
当時は「言われたから直した」ぐらいの認識でしかなく、身についてなかったと思います。

先生ゴメンナサイ反省

今はその重要性が分かります。
分かるからこそ、生徒さん方にも要求します。

前にも書きましたが、悪い癖はそうそう直りません。
それこそストレス溜まるわ嫌になっちゃうわ…私も自分で練習してて毎度毎度ストレスとのたたかi…ってそれじゃダメじゃんガーン・・

あ、でも習い始めて日が浅い良い子の皆さん(おチビさん方)には、そこまで求めません。
指自体が成長できてないので、まだ求める段階ではありません。
だからと言って何もしないのではなく、引き続きちゃんと座れるようにしていきます。