ナショナル・エディション
明日の朝、台風が直撃するかもしれないという事で、小学校や幼稚園は臨時休校・休園になったところも多いようですね。
それも「10年に一度の大きな台風」だとか…被害が少なくて済みますように((((;゚Д゚))))
幸い、明日のレッスンは夜のみなので、その頃にはもう大丈夫でしょうから通常レッスンの予定です。
さて、久しぶりにショパンの楽譜を買いました。
いま巷で話題の(?)ナショナル・エディション…いわゆる“エキエル版”です。
ヤン・エキエルという、ショパン研究の第一人者による編集の楽譜です。
今年100歳になられたおじいさんです。
ショパンの手稿譜やらドイツ・イギリス・フランスで出版された“原典版”やら“改訂版”やら、弟子が使っていた楽譜(ショパンによる書き込み付き)等々、現存するあらゆる資料を研究しつくして出された楽譜です。
2010年のショパン生誕200周年の時に出揃った…んだったかな。
ポーランドの国家事業として出されたシリーズで、ショパンコンクール公認というか推奨楽譜にもなっています。
という事は、今後ますます普及していくことが予想されます。
とはいえ、実際にその楽譜を使って弾いた演奏は、耳慣れない部分がたくさんあります。
間違って弾いている・アレンジ譜かと思う程に違いがある曲も。
10年後はどうなっているか分かりませんが、現時点では従来の楽譜と併せて数冊持って、色々比較した方が良い気がします。
私が今回エキエル版を買ったのは、その曲を過去に弾いた事があるから。
でもね…高いのよよよ(涙)
「こここここ今後のためのととと投資じゃ~((((ёдё;))))」と、涙目でブルブル震えながら決死の覚悟で(←大袈裟)レジに持っていきました。
日本語版はまだ殆ど出ていませんが…出ているものはもっとたk…ゴホゴホ。
まだ楽譜はすっきり見やすいです。
従来のものもそんなに見づらくはありませんが、もっと無駄がないというか、整頓されている感じです。
従来の楽譜と違う箇所にはちゃんと注釈もあるので(ただしポーランド語と英語)、読むと納得することばかりです。
指遣いは驚くほど合理的で、小学生サイズなちんちくりんな私の手でも弾けます。
フトコロのダメージは計り知れませんが、買って損はありません。
…と書いている間に雨が凄まじくなってきました。
これから台風のピークが来ますもんね。
家の前の冠水は免れないでしょう…lllorzlll
皆さん、お気を付けて~!