これでもピアノ教室なんです

埼玉県草加市にあるピアノ教室のブログです。週1回更新が目標。HPは→http://tonfarbe.jp/

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昨年末から今月にかけて、あちらこちらのお医者さんにかかっています。
ううう、歳を実感ガクリ

右手の1指は今も鍼灸院にて治療中です。
以前、腰痛の時にお世話になった所です。
    ↑勝手にリンク貼らせていただきました>事後報告

ずいぶん痛みはなくなりましたが、完治まではもうしばらくかかるでしょうね。
大曲はキビシイですが練習は再開しています。

痛い目に遭いましたが、得たものもあります。←転んでもタダじゃ起きないよ
ピアノを弾くための体の使い方が、できているようでまだ完全にできているわけではない事に気付きました。

いや〜、悪い癖ってなかなか直りませんね(言い訳)

いやしくも人様に教えている身でこの有様では…しょぼん
という訳で、改めて体の使い方等々もう一度研究・実践しなおしています。
体の使い方…主に筋肉の弛緩(=脱力)って事になるのですが、これが上手くいかないと、上手に弾けないんです。

一流のピアニストやトップアスリートはごく自然にできるのでしょうけど、私を含めほとんどの人は「無理のない体の使い方」を習得するまでに長い年月がかかります。
楽器演奏や歌って、ある意味スポーツなんですね。
音譜読めて指が早く動くだけじゃ、思い通りには弾けないんです。

さらに言うと、楽器は心だけでは弾けません。
曲のイメージや「こんな感じに弾きたい」と思っても、動かすのはアナタの身体。
心で、気持ちを込めるだけで思い通りに弾けたらアナタはエスパーか魔法使いか「ネ申」です。
そういう人は練習なんて要らないですよね?

楽器やスポーツの上達度が練習量に比例するのは事実ですが、ただがむしゃらにやってもあまり上達しません。
楽譜通りの音を出すことも大事ですが、体の使い方も考える必要があります。
それも、難しい曲ほど必要です。けっこう頭を使うのですよ。

独学でなかなかうまくならないのは、それがミソです。
簡単な曲は弾けても、難しい曲はよほど恵まれた筋肉と身体能力を有していない限り、難しいでしょう。

小さい習い始めのお子さんはまだ体ができていないので、体の使い方云々は少し先の話ですが、ある程度成長したら少しずつレッスンに取り入れていきます。
個人差があるので、具体的に何歳でとか何年習ったらとは言えません。

最近では、ピアノを弾く人向けに体の使い方について書かれた本が売られているので、興味がある方はひぜひ楽器店へ行ってご購入を。

私も書こうかしら(は?)