これでもピアノ教室なんです

埼玉県草加市にあるピアノ教室のブログです。週1回更新が目標。HPは→http://tonfarbe.jp/

座り方

ピアノに限らず、日常生活においても座り方って大事だと思います。

日常生活においての姿勢は立つ・座る・寝るのいずれかですね。
それぞれに個人特有のクセがあり、日常生活はもちろん、ピアノを弾くときにもそのクセは出ます。
もちろん、私にも出ているでしょう。

例えばイスに座るとき。
普段背もたれに寄りかかって(…というより、「踏ん反りかえって」???)座る人は、重心が後ろ寄りになる傾向があります。
ピアノを弾くと、鍵盤から上半身が遠ざかり、弾きながらさらに後ろに反っていきます。

猫背な人やひじをついて座る人は、肩が前に丸まっていたり、首が前に出ていたり。
ピアノを弾くと、窮屈で肩や首が凝ります。

足を組んだり、足の裏全体が床についていなかったり(踵が浮いている)といった座り方も重心がずれます。

いずれも極端だと肩や腰や首に負担がかかります。
楽器を弾くときは、さらに腕を上げっぱなしにするので、負担増です。

上記のような座り方を普段しているという人は、少し改善してみてはいかがでしょう?
座るだけでなく、立つときも同様でしょうね。
見た目の美しさも手に入りますよ…たぶんキラキラ
ウワサでは、姿勢を良くするだけで代謝がアップするとか…。

って、私も猫背なので直さないと。


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ピアノを弾くときは、背付きイスの場合は後ろに寄りかかってはいけません。
深く腰掛けず、イスの半分くらい?
あまり深く腰掛けてしまうと、ペダルが踏みづらくなります。

背筋は伸ばしたほうがいいです。
イスの高さは基本的には弾きやすい高さでいいと思いますが、目安としては机と同じくらいでしょうかね。
大体、ひじが直角になるくらい。
いずれも個人差があるので、絶対とは言えません。

また、足はしっかり床につけましょう。
小学生中学年くらいまでの子供は足が床に届きません。
その際は、足台を利用します。代用品でも構わないので、足がブラブラしないようにします。
足が浮いていると前かがみになってしまいます。
そして無意識のうちに体を支えようとするために、手首や指に変な力が入ってしまいます。
結果、うまく弾けません。

ペダルを使うときは足をペダルに乗せておきますが、つま先が浮くので少々不安定な座り方になります。
そのうえ腕は上げているので、見た目以上に無自覚のうちに体に負担がかかります。
特に腰から首にかけて…体の後ろ側ですね。
筋トレもしにくい場所ですが、鍛えられるなら鍛えた方が良いです。

<続く>