異国の文化は難しい その1
一年程前、TSUTAYA DISCUSの会員になりました。
曲は知っていても映画の内容を知らないんじゃあ、弾こうにもイメージが沸かず…。
こういった楽譜集に載っている映画を片っ端から見ようと思いました。
中にはDVD化されていないのか、取り扱いナシな作品も。
いやぁ、昔の映画は面白いですよ。
今の映画のように映像技術は発達していませんが、余計な説明などなく、色々想像しながら見られます。
…と言っても、当時としては最先端の手法・技術だったはず。
今も現役で活躍している俳優のデビュー作(端役だけど)に当たる事もあります。
あと、当時の俳優は歌やダンスやパントマイム等、何かしら一芸を持っている人が多いなぁと思いました。
それもにわか仕込みなんかじゃなくて、しっかり体に染み付いているレベル。
昨日は「80日間世界一周」を見ました。
約180分の長編なので、DVDは2枚組。二日に分けて見ました。
文字通り80日間で世界一周の旅をするのですが、途中で日本にも立ち寄ります。
ところが…アレ???
鎌倉大仏と思しき場所が出てきているので、日本でも撮影したのでしょう。
でも、映っている“日本人”がどう見ても日系…それどころかアジアの別の国の人も随分混じっている感じでした。
あと、日本のシーン流れていた曲が…それって中国の音楽じゃない?(  ̄▽ ̄)
さらにさらに舞台は1872年。日本では明治時代。
なのに、風景が思いっきり江戸時代?…着物姿に刀、ちょんまげと日本髪~!?
もっと言うと、見世物小屋が出てきましたが、看板には思いっきり“CIRCUS”と英語表記。
中でやっていた見世物も、中国の雑技団っぽい…www
そこで気づいたのですが、他の国々の描写も最初からチョットずつ変でした。
まぁ、文化なんて外国人には間違って理解される事が多いのが普通ですけどね。
日本人だって外国の文化をだいぶ誤解しているでしょうから。
異国の文化を誤解と言えば、思い出したものが…コレはまた後日に。